今回は、自転車の気になるニュースをピックアップしてみようと思います。
マウンテンバイクのハンドル幅、なかなか決められないことはありませんか?
「もう少し短くしてみたいけれど、カットしたら元に戻せないから、切る勇気が出ない……」
「思い切って短くしたら、切りすぎて後悔してしまった💦」
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。実際に、自分に合うハンドル幅を探している方も多いと思います。
もし、自分の肩幅や腕の長さ、走るフィールドに合わせて、ハンドル幅を調整できるとしたら、夢のようではないでしょうか!?
そんな仕組みを備えたカーボンハンドルが、なんと「NEWMEN」から発売されているようです!
私は今回初めて知ったのですが、実は以前からアルミモデルにも採用されていた仕組みなんだそうです。
今回は、切らずに幅を調整できるNEWMENのハンドルについて、仕組みや魅力、気になるポイントを見ていこうと思います。

切らずに幅を変えられる!NEWMEN「PHASE」とは?
今回気になったのは、NEWMEN(ニューメン)のカーボン製MTBハンドル「PHASE(フェーズ)」です。
XCやトレイルからエンデューロ、ダウンヒルまで、用途に合わせた仕様が用意されています。その中でも注目したいのが、ハンドルを切断せずに幅を調整できる「VariGrip System(VGS)」搭載モデルです。
仕組みのポイントは、ハンドルの両端と専用グリップに設けられたネジ構造。グリップの固定クランプを緩め、グリップを回して位置を調整し、再び固定することで幅を変更できます。左右それぞれ25mm、全体で最大50mmの調整が可能です。

調整幅は、710〜760mmと760〜810mmの2種類。PHASEには固定幅のモデルもあるため、幅調整をしたい場合はVGS仕様を選ぶ必要があります。また、この機能を使うにはVariGrip対応の専用グリップが必要です。
通常、ハンドルは一度カットすると元の幅には戻せません。しかし、この仕組みなら、狭くした状態で走ったあとに、再び広げて比較できます。自分に合った幅を探したい人にとって、興味深い選択肢ではないでしょうか。
なお、VariGrip自体は従来のハンドルにも採用されていた機構です。今回は、その幅調整機構を選べる新しいカーボンハンドル「PHASE」が登場したようです!!
でも、調整できるっていくつか気になる部分もありますね。
ハンドル幅を自分に合わせられるメリット
ハンドル幅は、バイクの操作感だけでなく、乗車姿勢や身体の動かしやすさにも関わります。

幅が広いと、ハンドルを動かすための力をかけやすく、荒れた路面で前輪が振られる動きを抑えやすくなります。ただし、身体に対して広すぎると、腕や肩に無理が出たり、バイクを倒す動きを妨げたりする場合もあります。
一方、狭くすると、少ない手の移動でハンドルの角度が変わり、操作が敏感に感じられます。木の間なども通りやすくなりますが、狭すぎれば前輪の向きを保つために、より力が必要になります。
大切なのは、自分の体格や走る場所に合った幅を見つけること。広さだけで決めず、肘を自然に動かせるか、コーナーで身体とバイクを動かしやすいかを確かめたいところです。
ただ、通常のハンドルは一度切ると元に戻せません。その点、幅を調整できる仕組みなら、「少し狭くして走り、元の幅に戻して比較する」ことができます。自分に合う幅を、感覚だけでなく実際の走行で探せるのは、大きな魅力だと思います。
幅を調整できる構造で、強度は大丈夫?

メカニックとして気になるのは、グリップを外側へ出した状態での強度です。エンデューロやダウンヒル向けの仕様もあるだけに、荒れた路面や着地で受ける力に、どのように対応しているのかは知りたいところです。
NEWMENは公式サイトで、ハンドルとステムの過負荷試験、疲労試験、剛性試験を紹介しています。ただし、今回確認した公開資料では、PHASEのVGS仕様を最大幅にした際の具体的な試験条件や結果までは確認できませんでした。
👉 NEWMEN公式:ハンドル・ステムの試験紹介(英語)
他社の幅調整式ハンドルでは、破損を受けて使用中止の案内と補強対策を発表した事例があります。ただし、破損箇所はレバーの固定部分周辺で、幅調整の接続部ではありません。構造が異なる今回の製品の強度を、その事例だけで判断することはできません。
メーカーの試験説明を踏まえつつ、実物の構造や今後の使用例にも注目したいと思います。
日本で買える?専用グリップの入手性にも注目
気になるのは、日本での購入方法です。
今回調べた範囲では、NEWMENの日本の正規代理店や、PHASEの国内正規販売先・日本価格は確認できませんでした。国内での取り扱いについては、引き続き確認したいところです。
また、幅調整機能を使うには、VariGrip対応の専用グリップが必要で、グリップは使い続ければ摩耗する消耗品なので、本体だけでなく、交換用グリップを継続して入手できるかも大切になります。
切らずに幅を調整できるのは魅力ですが、好きなグリップを自由に選べるかという点では制約があります。購入を検討するなら、対応グリップの握り心地や選択肢に加えて、交換品の購入先も確認しておきたいと思います。
最後に
今回のPHASEで魅力に感じたのは、ハンドルを切らずに、自分に合う幅を探せることです。
肩幅や腕の長さ、身長といった体格に加えて、走る環境によっても扱いやすい幅は変わります。「少し狭くして試し、合わなければ戻す」という比較ができれば、ハンドル幅を見直すきっかけにもなりそうです。
専用グリップの選択肢や入手性など、購入前に確認したい点はあります。まだ実物を試していないため使用感は語れませんが、切ったら戻せなかったハンドル幅を、繰り返し調整できるという仕組みは、なんとも魅力的だと感じました!!
実際に使い続けたときの耐久性や、調整部分の使い勝手なども気になるところです。今後の使用例やレビューにも注目していきたいと思います。
そして、日本での入手性も気になるポイント。今回調べた範囲では国内の正規販売先を確認できなかったため、本体だけでなく、交換用の専用グリップも含めて手に入れやすくなるとうれしいですね。
こうした仕組みが広まり、日本でも気軽に試せる日が来ることを、ひそかに期待して待ちたいと思います!
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