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新年度が始まり、自転車ショップでもクロスバイクの需要が高まる季節となりました。
数あるクロスバイクの中でも、特に高い人気を誇るのがTREKの「FXシリーズ」です。
本記事では、そんなFXシリーズの中でも特に比較されることの多い「FX2」と「FX3」について解説していきます。
私自身、これまで10年以上にわたりTREKの販売に携わってきました。その経験と知識をもとに、多くの方が疑問に感じるポイントを分かりやすくご紹介していきます。
TREKとは??
そもそも、TREKとは??
と思われる方も多くいらっしゃると思うので簡単に紹介させていただきます。
TREKとは、アメリカ発の世界的な自転車メーカーで、高品質なフレームと幅広いラインナップが特徴です。初心者からプロライダーまで支持されており、初めての1台としても安心して選べるブランドとして知られています。
創業は1976年で今年50周年を迎えました。
細かく説明してしまうとキリがないので今回はここまでにしておきます。
FXシリーズとは
FXとは、日本でも非常に人気の高いTREKのクロスバイクシリーズです。
現在(2026年)展開されているFXは第4世代(Gen4)にあたり、従来の第3世代と比較して、よりワイドなタイヤに対応した設計へと進化しています。これにより、舗装路だけでなく軽い未舗装路まで走行可能となり、カスタムの自由度も大きく向上しました。
その結果、通勤・通学からフィットネス、さらにはちょっとしたグラベルライドまで、幅広い用途に対応できる万能なクロスバイクへと進化しています。
また、現在のFX(Gen4)は、かつてTREKが展開していた「デュアルスポーツ(DS)」シリーズのフレーム設計をベースにしています。DSはワイドタイヤを装着し、悪路走破性を高めたクロスバイクとして知られており、その特性を受け継ぐことで、FXは従来よりも高い走破性を獲得しました。
FXのシリーズには現在FX1からFX3・FX Sport SL4があります。(数字が大きくなるとTREKはグレードが上がっていきます)
そして、FXシリーズで特に人気のあるモデルがFX2・3です。
この二つは似ているようで大きな違いがあるんです!!
使用目的に合わせてしっかりと選ぶ必要があるのでここからはFX2と3の違いを紹介していきます。
FX2とFX3の共通していること
まずは、2車種の共通している部分から説明していきます。
と言いつつも実は同じ部分はかなり少なく
フレームとタイヤのみなんです!!
FX2とFX3の違うところ
| FX3 | FX2 | |
| フォーク | カーボン | アルミ |
| コンポーネント | Shimano CUES U6000 10速 | Shimano CUES U4000 9速 |
| BB・クランク規格 | ホローテック・ツーピースクランク | スクエアテーパー |
| ブレーキ | Shimano油圧ディスク | Tektro油圧ディスク |
| ホイール | Bontragerチューブレス対応 | Bontragerチューブレス非対応 |
| チューブ | 仏式バルブ | 米式バルブ |
| グリップ | Bontrager Satellite IsoZone Plus | Bontrager Satellite |
厳密にはフレーム以外ほぼ全て2・3では違う後世になっているのですが大まかに上記のものが違います。
上記の中でもここが重要!!
| FX3 | FX2 | |
| BB・クランク | スポーツバイクとして定番であるツーピースクランクが採用され、軽量かつ剛性が高くペダリング効率も高い | 少し古い企画で、ママチャリなどにも採用されている企画。 丈夫ではあるが重量が重く、シャフトの合成が弱くペダリング効率が悪い |
| ホイール | 最近では主流となってきているチューブレスに対応しているホイールが採用されている。 ワイドなタイヤを使用したいと考える方には特にチューブレスかをするのがおすすめ。 | チューブレス非対応のホイールが採用されている。 実は、非対応というだけではなく使用されているリムはFX3に使用されているものと構造が違い剛性が弱いため比べてしまうと軽快さに欠けてしまう。 |
| フォーク | カーボンフォークが採用されているため重量も軽いが、カーボン特有の振動吸収性能が高く、ハンドル周りに受ける路面の突き上げなどを緩和してくれる。 | アルミのフォークが採用されているためFX3に比べてしまうと突き上げなどが強くなってしまう。 ただ、最大40mmまでのタイヤが搭載できるため突き上げなどが気になる場合はタイヤを太くすることで緩和することができる。 |
| ブレーキ | シマノのブレーキが採用されている。 決して、グレードの高いものではないですが、やはりシマノは精度が高く不調が起こりづらい。 そして、万が一落車などでパーツを破損させてしまっても修理費用が安く済む場合が多い。 | テクトロのブレーキが採用されている。 テクトロは世界的にも有名なブレーキメーカーであり、決して悪いものではないです。 しかし、シマノブレーキに比べてしまうと精度が少し悪くパーツなどが破損してしまった場合高くつくことが多い |
実際どっちがおすすめ?
実際に乗ってみるとどちらもとてもいい自転車であることは間違いないのですが、やはり使用目的によっては向き不向きがあるため下記の使用目的に使用されるのがおすすめです。
| FX3 | FX2 |
| 趣味を目的とした使用目的 長距離ライドをしたい | 通勤・通学や近所での買い物 |
もちろん、どちらのモデルでも同じことをすることができます!!
まとめ
ここまでさまざまな違いをご紹介してきましたが、実は最終的な決め手になるポイントは「カラーリング」であることが非常に多いです。
TREKではモデルごとに豊富なカラーバリエーションが用意されていますが、FX2とFX3では展開カラーも異なります。そのため、多くの方が性能面でじっくり悩まれたうえで、最終的には「色」で決断されるケースが多いのが実際のところです。
そして、私はその選び方に大いに賛成です。
なぜなら、自転車は「毎日乗りたくなるかどうか」がとても大切だからです。
自分の愛車として長く付き合っていくためには、「見た目が気に入っていること」、つまりカラーリングに満足していることも重要な要素のひとつです。
そのため、ここまで性能について詳しくご紹介してきましたが、FXを選ぶ際はぜひ「カラー」も大切な判断基準として考えてみてください。
ただし、性能面だけで比較するのであれば、FX3はクロスバイクとして一段上の完成度を持っていると感じています。
年間で数百台のFXシリーズを整備してきた経験から見ても、長く快適に乗り続けたい方にはFX3を選ぶことをおすすめします。
今回のブログが皆様の参考になれば嬉しいです。
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最後まで、ご観覧いただきありがとうございます。

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